私見偏見独白

No.043 文房具(7)

11月も終わりを迎え, ようやく秋を実感できる季節になりました。
自転車通勤も朝はウィンドブレーカーを羽織るようになり,
一昨日あたりからは指ぬきのグローブでは冷たさを感じています。
明日からは12月。衣替えをします。
半袖シャツを長袖に替え,手袋を一昨日 amazon でポチって今日届いた冬用のサイクルグローブに変えます。
ところで,
屋外でマスク代わりにしている夏用のネックゲイターをシュマグにしたら,
県庁の入り口を無事に通してもらえるだろうか......

さてひさしぶりの文房具ネタです。
今回はペーパーナイフ。
ペーパーナイフが好きで折に触れて集めているのですが,
これまた貧乏人の悲しさ。コレクションとは名ばかりの状態です。
とはいえ, 結構多くの素材のものが集まりました。

手元にあるのは金属, セラミック, 木や竹, 翡翠などの鉱石、 そしてプラスチックのものですが,
ペーパーナイフの素材としては他にガラスや紙(!)でできたものもあります。
しかし手に入れる機会がありませんでした。
紙製のものは単純に値段が高いので。いや, 買えないほど高価というわけではないのですが,
数千円でもためらってしまう貧乏人の悲しさですTT
一方ガラス製のものはかなり以前からガラス工房やネットなどで探していたのですが,
見たことがありませんでした。
今年になっていくつか見かけることができました。
ただ, 実用性が疑問で購入意欲がわきません。
持ち手の部分が装飾性のあるガラス製でも, 刃の部分が問われます。
ペーパーナイフといえどもナイフ, 刃の部分こそが本体です。
柄がガラスでも刃の部分が金属ではガラス製のペーパーナイフとは言えません。
また刃の部分もガラスで出来ていたとしてもガラスの丸棒を扁平にしたようなものでは、
レターオープナーとしてさえ無理矢理感があり, ナイフの名が泣きます。

しかし, 先日, 購入欲を引き立てるガラスのペーパーナイフを見つけました。
きちんと刃がついています。
ペーパー"ナイフ"として十分な刃です。
もちろん刃の部分はかなり薄くなっているので取り扱いには注意が必要です。
手を切る心配じゃなくて, 刃が欠けてしまう心配です(^^;

さて, 10年以上探していたガラスのペーパーナイフをようやく手に入れることができました。
ガラスペンや虫眼鏡などは別にして, 通常はガラスで作られない文房具として強化ガラス製の定規を持っていましたが,
これにペーパーナイフが加わりました。
ガラスらしい透明感がとてもきれいです。