私見偏見独白

No.038 CANSER

6月末から再び市の情報政策課で臨時採用でバイトをしています。
いろいろと書きたい話題もあったのですが, PCがヘタってきているのか,
夏が本格化してからはPCに火を入れて15分程度で熱で強制シャットダウンしてしまうようになり,
サイトの編集もままならず更新が滞ってしまいました。
なんとかだましだまし素早く作業をして少しずつ更新します。

更新が滞っている間に病院にも何度か通っていますが,
CANSER を見つけてしまいました。

いえ, ご安心を。canser(癌)ではなくCANSER(蟹)です(^^;



7月上旬の雨の日, 自転車での通勤を諦めて徒歩で市の研修会館に向かっているときのことです。
足下に目をやるとなにやら動いています。雨に濡れた落ち葉が風で動いているかと思ったのですが,
よく見直すと蟹でした。サワガニでしょうか。
写真右側に移っているのは小生の靴の先です。



写真の川は地元民が「さくまっかわ」と呼ぶ川で,
旧市内を流れる全長4kmほどの川です。
その川沿いの道なので, そこから道の上まで登ってきたのでしょう。
何をしに出てきたのでしょう。
車にひかれないことを願いつつ職場に急ぎました。

ところで, この「さくまっかわ」, 小生にはちょっとしたトラウマがあります。
小学生のとき, この川沿いの道を自転車で走っているときのことです。
前を見ると爺さんがリヤカーを自転車で引きながら走っています。
荷物満載のリヤカーでゆっくりとした早さです。
事件はそのリヤカーを追い抜こうとして横に並んだときに起こりました。
爺さんが脇道に曲がろうとして大きく外側に膨らんで来たのです。
ちょうど横を通過中の小生の自転車はリヤカーに押し出され,
そのまま「さくまっかわ」に自転車ごとダイブさせられてしまいました。
そのころは上の写真にあるような安全のための柵などはなかったのです。
まだ環境保護なんて意識は希薄な時代で, 「さくまっかわ」もドブのようなきたない川でした。
幸いにも大きな怪我はなかったのですが, ショックで記憶が欠落しているのか,
はたまた当時の意識では事故のうちにもはいらない些細な出来事とされたのか,
どうやって自転車を引き上げたのか, 誰かに助けられたのか,
全く覚えていません。

そのイトミミズくらいしか生存できそうもなかったどぶ川に
今ではサワガニが生存しているのだと知って
感慨もひとしおでした。