私見偏見独白

No.030 文房具(4)

昨年10月から乗り始めた自転車にもだいぶ慣れ, 老化による衰えを別にすれば学生時代の感覚が戻ってきました。
ちょっとした用事でも数キロ程度ならば車より自転車で出かけるようになりました。
あっ, 天気が悪いときやまとまった買い物などで荷物が多くなるときは別です, もちろん(^^;
健康のためには良さそうですが, ヘルメットの購入をまじめに考えないといけないかもですね。

補助軸(4)

はい, まだ補助軸の話です(^^)
今回は鉛筆の固定がネジ式ではない補助軸を紹介しましょう。


(写真:Lyra ペンシルホルダー ナチュラル)
ドイツの文具メーカーLyraの木製補助軸です。写真の無塗装以外に, カラフルに塗装したものもあります。
Made in Germany です。
ネット通販で500円から900円くらいでしょうか。
中国製でよければ同様な補助軸が5本250円くらいでamazonにあります。
とりあえずポチッてみましたがまだ届いていません。
スリットの入った先端金具を輪状の金具をスライドさせることで締め付ける単純な構造です。
ネジ式よりもレトロ感がありますね。
木軸の部分は空洞が貫通していなくて, 長い鉛筆には不向きです。
鉛筆がかなり(?)短くなってから使います。
先日amazonで貫通型でしかも両頭のものを見つけました。 中国製で非常に安価だったので, ポチッておきました。これもまだ届いていません。

ところで欧州の鉛筆は日本の物より少し細いものが多く, Lyra社の軸は欧州の鉛筆の太さに合わせてあります。 欧州の鉛筆はぴったりと入りますが, 日本製の鉛筆の一部はかなり無理矢理おしこんでも少ししか入らず実用になりません。
ちなみにTOMBOの鉛筆の太さは7.7mmほど, 三菱は7.5mmほどです。
欧州製になるとコヒノール(チェコ)の鉛筆で7.2mm, カランダッシュ(スイス)のテクノグラフとステッドラー(ドイツ)のルモグラフは7.5mmでした。
同じ7.5mmでも三菱の鉛筆より細い感じがします。

次に紹介するのはノック式というか, 芯ホルダー方式のものです。


(写真:クツワ 鉛筆ホルダー RH015)
末尾をノックというか押し込むと, 先端の爪が押し出されて開くので, そこに鉛筆を差し込んで固定します。
ノックと書きましたが, 押すと先端の爪が開き, 押すのをやめるとひっこむという単純な仕組みです。
プッシュ式といったほうが適切かもしれません。 保持力が弱く, 筆圧が強いと鉛筆が中に押し込まれてしまいます。
筆圧の大きい人は, 鉛筆を固定した後さらに先端の爪をぐっと押し込んでおくのが吉です。
先端の爪は6分割で, ホルダーとしてはしっかりとした製品です。
本体が太めなのが好みの分かれるところです。