私見偏見独白

No.015 秋の気配

役所での仕事の3日目が終了。
脚が痛いとか運動不足で衰えてしまったとかという話ばかりではなんなので, 今日は別の話を。

物心ついてから退職するまで, ず~っと学校での生活をしてきたことは最初に書きました。
教員の仕事のペースと違う生活はなかなか新鮮です。
まだ3日しかやってませんけども(^^;
まず朝が9時始まりです。世間では普通ですが教員の世界は違っていました。
在職中は8時20分始業。この40分の差はとても大きく感じます。
朝のゆとりが違います。
アメリカやイギリスで高校の始業が早すぎるのではないかという研究があって,
実験的に始業を1時間遅らせてみたら生徒の学力があがったという話を聞いたことがあります。
教員も9時の始業にして, 生徒の始業などもそれにあわせて遅らせると良い気がします。
早起きは健康に良くない, 寿命が縮むという研究結果もあるそうです。

The early bird gets the worm.
(超訳)早起きの芋虫は鳥に食われる。

次に, 昼休みがちゃんと1時間あるのです, ちゃんと。
昼休みには自由に外出できます。急な仕事が入ることはありません。
さらに, 最後はちゃんと定時で終わります。
こちらが意識しなくても定時になれば終わりにしてくださいと声がかかります。
仕事の途中でも終わりです。
延長したらその分の時給が発生しますから当然ですね。
お役所にそんな予定外の支出のための予算はありません。
さすがに, 翌日に続きが問題なくできるように片付けはします。
まぁ民間のブラックなところだとバイトにすらサービス残業をさせたりしますけど・・・
その点お役所はホワイトです。というかそれが普通であるべきですね。

ところで, 仕事はフルタイムではなく一日5時間なので終了は 15時 です。
夏の盛りはようやく過ぎましたが, まだまだこの時間では日差しを暑く感じます。
帰路の途中, 歩きながらふと空を見上げると, 頭上に秋の気配を見ることができました。