私見偏見独白

No.002 定年退職した教員は一年以内に......

母親の介護の都合などもあって小生の妹は定年の前に教員を辞したのですが, その愚妹が曰,
「教員は定年で辞めると一年以内に死ぬ(ことが多い)」
だそうです。
そんな話をしながら, 退職後家でゴロゴロしている小生にもっと運動をするように忠告してきます。
聞き流していたのですが, そのすぐ後に体調不良にみまわれました。
背中と横腹の鈍い痛み, 極端な便秘と胃の不快感. 体のだるさなどなど。 これまでも同様な症状を感じたことはあるのですが, 退職したことで例年の職員検診を受けていないことやいつになく症状が長引いていることもあり, 病院に行くことにしました。
症状を話すと, とりあえずの検査です。 定番の検尿と採血。胸部レントゲンにエコー検査。
エコー検査では, 朝の食事はとったのかなどの通常の質問のあいまあいまに,
大腸ガンの検査は受けたことがあるのかとか,
B型C型肝炎と診断されたことはあるのかとか,
ちょっと不安を感じる質問がさりげなく入ります。
その後エコーの結果を見ながら肝臓が専門の先生が来る日に再度通院するように言われます。 肝臓にちょっとしこりのようなものがあるとか。
むむっ・・・

指定され日に再度通院。エコーの画像を見ながら, 腎臓の結石と嚢胞, 胆石, そして肝臓の小さなしこりと今回の症状についての診断を聞かされます。 結局, 造影剤を入れて腹部のCT検査を受けることになりました。 理由の説明で, 最初は「しこり」と言っていたのが説明が進むうちに「腫瘍」になっていて, ますます不安を感じます。 CTの検査は専門の別の病院です。その結果を持って再度通院してくださいとのこと。

造影剤を使ってのCT検査は簡単に済みました。その結果を持って再度最初の病院に行きます。 CTの画像を見ながらの診断。最初に血液検査の結果でしょうか, 糖尿病のことから説明を受けました。 この時点ですこしだけ不安が解消。肝臓の方が重大な結果ならば, 糖尿病の話などではなくそちらから話をするだろうなと思ったのです。

しかし, 肝心の肝臓(しゃれている場合ではない・・・)はやはり腫瘍らしいという診断。
妹の言葉が脳内で・・・「教員は定年で辞めると一年以内に死ぬ」
おまけに肝臓以外にもいろいろとポンコツであることが発覚して, 結局紹介状を書いてもらって他の病院で手術ということになりました。
再び不安が・・・