私見偏見独白

No.000-78 ワクチン

新型コロナのワクチンの接種が本格的に始まっています。
接種計画はかなりずさんに思えますが予想以上のペースで進んでいると思います。
現場が頑張っているのでしょう。
下の組織に丸投げで現場が頑張る。いつものパターンですね。

今は医療関係者などを別にすれば65歳以上の高齢者が対象です。
あっ, あとは今や「名誉上級国民」となったアスリートですか(^^;

さて, 小生は対象となっている高齢者(TT)で, 予約票なども受け取りましたが, 接種は見送ることにしました。
注意書きにITP(特発性血小板減少性紫斑病)患者は要注意とあったからです。
実際に報道されているワクチン接種後の急死者の死因は多くが血栓や内出血がらみなので,
どう考えても不安です。

いわゆる反ワクチンに与するものではありませんが,
今回の mRNA ワクチンは安心できません。
厚労省の6月9日時点での発表では死亡例は196とされています。
接種した数が19000000ほどなので, おおざっぱに言って9.7万人に一人の割合です。
これほど大勢が対象ですから, ワクチンが原因でなくてもたまたま偶然で接種後に病死したという人もいて当然です。
政府はワクチンが原因とは一例も認めていませんから,
たまたま接種後に亡くなったという判断なのでしょう。

ワクチンが原因と断定するのはほとんど不可能と思いますが, 他のワクチンの場合のデータを見ましょう。
実績などで安全と見なされている季節性インフルエンザのワクチンでは, 2009年のデータですが,
42000000弱の接種に対して9人が接種後に亡くなっています。
およそ462万人に一人ですね。
2010年に流行した新型インフルエンザのワクチンでは23000000弱の接種に対して亡くなったのは133人。
およそ17万人に一人です。

これだけ母数が大きいと, ワクチンに関係なく接種直後に偶然亡くなってしまう確率はそう変わらないと思いますが,
新型コロナのワクチンで亡くなった人の数が際だって多いことが判ります。
この差はワクチンの違いとしか思えません。
少なくとも他のワクチンよりもかなり危険な代物であると言えるでしょう。

ところで高齢者や医療関係者以外も対象にした集団接種が職場や学校などで始まりました。
これまでコロナ感染者に対する差別などが問題になっていましたが,
新たにワクチン未接種者への差別や接種が強制されることが問題になり始めているようです。
人流抑制プラス検査と隔離という感染症に対する王道の対策を取らず,
ワクチンという「神風」のみで一発逆転を願う日本の悪しき伝統です。

ところで報道でも「副反応」という言葉を使っていますが,
これまでの「副作用」という言葉からいつ, そしてなぜ変わったのでしょう。
英語ではどちらも side effect ですから同じものですね。
違うのは非専門家に対するイメージです。
「副作用」というと, ワクチンが想定外の作用を起こして引き起こす症状という感じですが,
「副反応」と言えば, 接種された側が想定外の反応を示して起きた症状という感じです。
ワクチンに問題があるのが「副作用」, 打たれた人に問題があるのが「副反応」といったところです。
それを狙った言い換え, 印象操作と思うのは妄想でしょうか・・・
そんなことは全然思わない, そうですか。
失礼しました。