私見偏見独白

No.000-74 与太話(9)

賢い人は葉をどこへ隠す? 森の中だ。森がない時は、自分で森を作る。
(G. K. チェスタトン 「ブラウン神父の童心」より)


政府やIOC, JOC はなんとしてもオリンピックを開催したいようです。
そのためにも新型コロナの感染の拡大をおさえ,
「安心・安全」な大会をめざすと繰り返し発言しています。
オリンピックの開催で政権の支持率上昇を期待して解散総選挙に持ち込みたいのでしょう。
ところで, 開催した場合の最悪のシナリオは, 大会後の感染の拡大です。
そのような場合, オリンピックが原因とは絶対に認めないでしょうが,
実際に感染が急拡大すればオリンピックを強行したことに非難が集まり,
支持の拡大につながらない恐れが生じます。

「安心・安全」のための施策はいろいろととられていますが,
その一方で感染を拡大する恐れがあり, 反対も少なくないイベントが多く実施あるいは計画されています。
聖火リレーやパブリックビューなどです。
いくらなんでも感染拡大の懸念があることが判らないはずはありません。
ではなぜ?

そこで最初に引用したブラウン神父の言葉です。
感染者を隠すには? 感染者の集団だ。感染者がいなければ作れば良い。
そう, オリンピック前に次のパンデミックの波を作り出しておけばオリンピックの開催による拡大は隠蔽できるではありませんか。
なるほど, 聖火リレーもパブリックビューも, PCR検査をしないことも, ワクチンの遅れもすべてが腑に落ちます。

いや, まぁ, ただの妄想, 与太話ですけどね・・・・・・