私見偏見独白

No.000-63 前首相を支持する者たち

安部前首相は不起訴になりそうですね。
秘書や事務所の幹部もたいした罪になりそうもなく,
実質的になんのおとがめもなしで終わりそうです。
取り巻きだけを集めた記者会見を開いて, 説明責任は果たしたと言い, 国会では虚偽答弁を追求されると
「明細書がないとは1回も言っていない」
と答弁しました。119回目の虚偽でしょうか?
「TPPに断固反対と言ったことは一回もない」
というかつての答弁を思い出します。
確かに, 選挙ポスターに書いただけで"言って"はいないのかもしれませんし, 当時の選挙公約でも
"断固阻止"と言っただけで"断固反対"とは"言って"いないようですね。
加藤官房長官は記者会見で
「虚偽答弁の固定した定義は国会の中にない」
と発言しました。
桜を見る会の招待者に反社団体の人物が含まれていることを追求されたときに
「反社会的勢力」について「限定的かつ統一的に定義することは困難である」
と閣議決定したことが思い出されます。
なぜかマスコミがニュースで取り上げる前首相の"お友達"の整形外科院長も
コロナという緊急事態のさなか桜を見る会にかかわってばかりいるなとネットに発信しています。
病床からの発信ですが,
「死んでもラッパを首相を守り通しました」
と, 将来道徳の検定教科書に, 安部首相の写真と並んで掲載されるかもしれませんね(^^;

さて本論です。
不起訴の報道を受け, ネットでは議員辞職をするべきという発信があふれていますが,
全国でどんなに不支持が多くても選挙では地元民の支持で当選してくると,
地元の有権者を批難する発信も散見されます。
まったくその通りなのですが,
安倍前首相をはじめとする疑惑の政治家の力の源泉は本人の当選を確実とする地元の選挙民だけではありません。
国会はもちろん地方議会をも含めて, 自民党の絶対多数こそがその力の源泉です。
どんなに安倍前首相を批難して不支持を訴えても, 有権者が自分の選挙区で自民党あるいは自民党系の無所属候補者に投票するのでは安倍前首相を支持するのと変わりません。
安倍前首相や菅首相の支持率が低下したなどと報道されていますが, それは嘘です。
いえ, 報道が嘘をついているのではありません。日本の有権者が嘘つきなのです。
自民党や安倍前首相, 菅首相の支持率は9割近いと思います。
全国各地の選挙を見れば, 自民党がそのくらい勝っていることが証拠です。
そう, 地方選挙も含めて, 自民党に投票するあなたが安部前首相を支えている支持者です。
安倍前首相や菅首相を支持しないなどと嘘をついてはいけません。
嘘つきは安部の始まりです。
あっ, それとも安倍前首相のような権力者になりたいのですか。
それなら一日一悪, 毎日嘘をつくのも当然ですね。

年明けに前橋でも市議会議員選挙があります。
前橋市民は安倍前首相を, そして菅首相を支持するのでしょうか・・・