私見偏見独白

No.000-60 憶測です(^^;

大阪市の財政を狙った大阪市廃止条例案が再び否決され, 吉村府知事が三度目はないとの表明をしてから一週間もおかず, 維新の会は大阪市の総合区構想を年明けに市の条例として成立を目指すと公にしました。
これは単純に区分けを変更するだけではなく, 市の広域行政の権限を大阪府に移すということも含まれていて,
二度も否決された都構想と実質的に同じ物です。

さらに, コロナ禍で医療崩壊が叫ばれコロナ対策に全力をそそぐべきときに,
大阪市議会で多数をしめている維新・公明の与党は,
大阪市立高校の21校すべてを大阪府に移管する条例案を先日可決させました。
市立高校の敷地や校舎などの市の財産は無償での貸与とすべきという意見もありましたが,
すべてを無償で大阪府に引き渡すという条例です。

予言しましょう。
いや, 女子高生相手にすら公の場で詰問する維新の会です。
下手なことを述べると, 無名の貧困老人すら訴えてくるかもしれません。
そうなっては困るので, 小生の勝手な憶測を述べることにしましょう。
近い将来. いや無償での引き渡しが終わればすぐにでも, 少子化による生徒減, それに二重行政の無駄を省くためとしてこれまでの府立高校とあわせて 統廃合が実施されることでしょう。
そして廃校となった旧市立高校の跡地は維新のお友達に格安で譲渡され, 開発デベロッパーに高額で転売されるかもしれません。
森友疑惑の再現です。
以上あくまでも小生の憶測でした(^^;

モラルや民主主義の精神, 慣例や前例を無視して,
議会で過半数を占めていれば何をしてもかまわないと考えて行動する勢力に過半数を与えてはいけないのです。



やっぱりこうなるか
(帝国軍第二〇三航空魔導大隊副官 ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ少尉)