私見偏見独白

No.000-6 同情するなら金をくれ!

TVドラマ「家なき子」で記憶に残る台詞です。

このところ教育の場面で精神主義の目立つ埼玉ですが, 先日さいたま市の市立校で「医療従事者への感謝」を 示すとして児童生徒に一斉に拍手をさせるというイベントがありました。 教育委員会が指示を出し, 決められた時間に起立して, 拍手の仕方まで指示をして行われたイベントです。 コロナ禍の渦中で, ヨーロッパで自然発生的に行われた拍手の運動がアイデアのもとだと思いますが, 自主的に発生した運動を, 上からの指示で強制的に行うのが相も変わらずの日本式といえるでしょう。 日本の北朝鮮化ナチス化が止まりません。

現在のコロナ禍で医療従事者が大変な上に差別まで受けていることは事実ですが, それに対して行政が行うべきことはこんなことではありません。もっと具体的な支援を与えることが必要です。 人の増員と予算です。そのどちらも結局は予算をだすかどうかの問題です。
そう, 「感謝するなら金をくれ!」というのが現場の本音じゃないかと思います。

教育現場と同じですね・・・